見かけるあの子。

 

 

 

 

 

 

 

 

最近よく駅前で見かける子。

名前も住所も電話番号も知らない子。



見かけたあのこ。

 


その子の顔は、可愛いかというとそうでもない。

いや、もちろん可愛いねんけどな?

可愛い系とはちゃうねん、なんやろ・・・。

・・・お姉系?あ、しゃ系?!(違う!

中性的な顔つきで、身長も高い。

身長は・・・ギリギリ僕より5mm小さいくらい。


「もー・・・何、なんなんコレ。」

「どーしたん、やっさん。」

「たっちょんー・・・聞いてくれる?最近な、駅前でよく見かける子がおるんやけどー。」

「ほぉ。」

「なんか・・・そのこが気になってしゃーないねん。」

「やっさん、それ・・・一目惚れっちゃうん?」

「・・・はい?」

「だから、ひ・と・め・ぼ・れ!」

「・・・ないないないないないないないない。」

「やっさん否定しすぎ。」

「だって一目惚れとかありえへん!」

 


いきなり何言い出すんや、コイツは。

 

俺が一目惚れとかありえん!(何を根拠に@大倉)

「ほんなら今から俺が聞く質問にはいかいいえで答えるんやで。」

「・・・うん。」

「その子のことをもっと知りたいと思う。」

「・・・はい。」

「その子が男と喋ってるとムカムカする。」

「はい。」

「それが例え駅員でもムカつく。」

「はい。」

「気がつくとその子のことばっか考えてる。」

「・・・はい。」

「よし、終わり。」

「えっ、もう終わり?!」

「だってやっさん確実にその子のこと好きやもん。」

「・・・もー、なんなん・・・もー!」

「なんでキレるん(笑)」

 


えー、ちょっと待って。

 

俺あの子のこと好きなん?一目惚れ?

うわ、そう思ったらなんかめっちゃ会いたい!

 

「たっちょん、俺あの子に会いたい。」

「はー・・・会いたきゃ会いに行けば?」

「うん、じゃあ会いにい「ただし、仕事が終わってから!」

「・・・はぁい(しょぼん)」

 


うわーん、たっちょんのいじわるぅ。

ええやん、会いにいったってええやん。

・・・もしかして俺とあの子が会うん阻止してる?

たっちょんもあの子のこと好きなん?!(いや、ちゃうよ@大倉)

えー、ちょっと待って。俺勝てるかなぁ・・・(いや、だからちゃうってば@大倉)

・・・まあええか、俺の方が好き!


 

「ヤスー、次撮影やでー。」

「はぁい!」


 

 

 

* * *

 

 

 

 

 

「お疲れ様でしたー!」

「ヤス、この後メシ・・・」

「ごめん村上くん、俺行くとこあんねん!」

「そーか、ほんならまた今度行こな。」

「ごめんな、お疲れ様でした!」

 


カバンを持って楽屋を飛び出す。

 

途中、ロビーでこけかけた・・・(アホー@大倉)

 

 

 

 

* * *

 

 

 

暑いなー、蒸し暑い。

でもこの温度がなんか好きやねん。

あー、海行きたいなぁー。行くんやったらあの子と・・・。

・・・うっわ、俺今めっちゃイタイ子やった。

あ、来た来た。あの子やん?

うん、今日も可愛い。よく見たら俺のタイプ。

よし、俺。勇気だせ、うん。



ひとつ、深呼吸。

 

 

 

気持ち落ち着かせて、君のほうへ歩いてく。

 

 



「初めまして、俺安田章大って言います!」

 




君と俺の、恋物語の始まりやった。

 

 

 

 


++あとがきと言う名の羊の皮をかぶった言い訳++
うわーん、誕生日と全然関係ねーや。
ご、ごめんなさい・・・(涙 orz
今度はちゃんとした小説書きますから!
今回は見逃してください・・・!
・・・姉さん誕生日おめでとう!(逃亡
2006 7/23(S) 21:06 そら

 

++涙ちょちょぎれの感想++
もちちゃんホンマありがとう!!!!!
可愛過ぎて、空音さんキュンキユンしまくーりよvv(誰)
あー、章大にこんな風に思われてないかな(絶対無いよ)
ホンマにありがとう!!!これからもよろしくね♪   <飛翔空音>

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