「ほな、また〜」


『ほなな〜』




友達の大倉との電話を切ると、明日になっていた。

 

 










歩き出した夏








うすぼんやりと明るい空。

微かに開く、庭先の朝顔。


あまりにも素敵で、縁側に座って見入ってしまう。



「…綺麗やな」



思わず零れる独り言。




その時。






「…しょーた、まだおきてたん…?」



まだ半分起きられてないがやって来た。





「あ、起こしてもうた?」



「んんん…のどかわいた…」



そう言って、眠そうに目をこすりながら台所へ消えて行った。



でも、すぐに水の入ったコップを片手に戻ってくる。


「しょーた、ここエエ?」



俺の隣を指差す。




「うん」



「ありがと」



そして、そこにゆっくりと座る。





「…また大倉くんと電話しててこんな時間になったんやろ?」



「何で知ってんねん」



「『よぉ大倉、起きてる?』とか言ってたやん」



「人の話聞くな」



「あんなデカい声で喋ってたら嫌でも耳に入るわ」



ゆらぐの笑顔。



わずかな今のこの景色。




肌に感じる夏の匂い。




――この景色も、も守りたい。





そう思った。





気が付けば眠っていた。



陽はすっかり登りきり、日焼けしそうな程俺らを激しく照らす。


…」



ふと横を見ると。


「…」



俺の左手をしっかり握って、も眠っていた。



「…阿呆、お前まで寝てどないすんねん」




の寝顔に笑いかけて、手を握り返して再び眠りにつく。




しっかりと手を繋いで、ずっとずっと一緒に居よう。



恐ろしい罠にだって、二人なら勝てる。




――二人で、何処までも歩いていこう









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kinki剛のソロ曲を元にしています。(またkinkiか貴様)
でも、全然基づいてなくて(苦笑)
しかも意味深な話になってしまって(更に苦笑)
申し訳ないです…すみません…(涙)
…こんな物作った変人で良ければ、これからも仲良くしてね!

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おぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!(何)
埜的ちゃん、アンタセンスあるよっ!!!やっさんごっつカッコイイっ!!!!!
upが異様に遅れてもて、ホンマすいませんでしたっ(土下座)
埜的ちゃんの小説好きやぁvv
ホンマありがとうっ!!こちらこそ、これからもヨロシクねっ!!!


埜的ちゃんへの感想は、Happy Days(埜的ちゃんのブログ)にお願いしますv

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